DIC COLORCLOUD® S

「DIC COLORCLOUD® S」は、DICグラフィックスのカラーマネジメント技術を活用したデジタルサービスで、オフセット、グラビア、フレキソ、デジタルそれぞれの印刷方式で希望する色を正確かつ効率的に色を再現するための色彩情報を提供します。 

このような困りごとは
ないですか?

プロセスか特⾊か
判断が難しい

特色がプロセス印刷で再現できるか、実際に印刷してみないとわからない

⾊⾒本に⾊が合わない

色見本の色がなかなか再現せず、何度も試し刷りが必要になる

印刷立ち会いが多い

印刷の立ち会いが多く、時間とコストがかかる

本機とデジタル校正機で色が合わない

本機とデジタル校正機で色が合わないので、結局は本機での印刷テストが必要になる

印刷⽅式間で⾊が合わない

例えばグラビア印刷からオフセット印刷へ印刷方式を変更する際に、色が合わず困っている

DIC COLORCLOUD® Sにより
これらの効果が得られます

DICグループは「サステナビリティ基本方針」に基づき、環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する社会の要請を的確に把握しながらグローバルに活動を推進しています。

DIC COLORCLOUD® Sでできること

1. 印刷方式ごとに再現できる色の領域をLab色空間*で表示

これにより、再現を希望する色と実際に再現可能な領域を可視化し、確認作業の効率化に役立ちます。従来の職人技に依存する作業から、誰でも簡単に希望する色を再現することができるようになります。

*Lab色空間は、色彩を表現するための一つの色空間で、色相・明度・彩度の3つの要素からなります。Lは明度を、aは赤緑色相を、bは青黄色相を表します。

2. プロセス印刷で再現できる色の領域をLab色空間で表示

特色印刷からプロセス印刷への切り替えをスムーズに行うことができます。また、特色印刷に伴う諸材料の削減により、温室効果ガスの削減にも貢献します。また、プロセス印刷は4色だけではなく、多色(6色など)のプロセス印刷にも対応しています。

3. クライアントと印刷会社の間で「同じ色」の共有が可能

従来は現物のやり取りが必要であった色のコミュニケーションが、「DIC COLORCLOUD® S」を通じて簡便かつスピーディーに行えるようになります。

4. 「DIC COLORCLOUD® S」はインクジェットプリンタと連携可能、印刷と同じ色を精度良く再現

これにより、色確認作業も大幅に簡素化することができます。また、印刷資材やインキ、溶剤の消費量も大幅に削減することができます。 

操作画面

簡単な操作で色判定と色情報の共有ができます

搭載インキ

<グラビアインキ>

・フィナートS、フィナートBM、グロッサ

<オフセットインキ>

・DC-HR100シリーズ
・DC-PKGシリーズ

動作環境

PC:Macintosh専⽤ソフトウェア
Mac OS 10.13 以降(intel Mac 動作可能)
メモリ8GB以上推奨
ストレージ512GB以上推奨
ネットワーク接続環境必須
接続可能測⾊計
X-Rite eXact/eXact2, i1Pro2/3
コニカミノルタFD5、FD7
接続可能ソフトウェア
デジタルプルーフソフトウェア GMG OpenColor
推奨インクジェットプリンタ
EPSON SureColor 10⾊シリーズ
EPSON SC-S80650 11⾊シリーズ

この製品に関する問い合わせ先