オフセット印刷用インキ・周辺材料
UVコーティングニス/一般UVクリヤー
【一般UVクリヤー】
品名 | 特徴 | 設定 | 適応 | コ | テ ィ ン グ ス タ | 適 性 |
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UV インキ上*1 |
油性 インキ上 |
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イ ン ラ イ ン |
オ フ ラ イ ン |
イ ン ラ イ ン |
オ フ ラ イ ン |
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WET | DRY | |||||||
DC ABクリヤー UV | 標準品 各種滑り角度違い設定あり (10=おおよその滑り角度10°) |
10/15/20/25/55 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ | 〇 |
DC FLクリヤー UV | 柔軟性 各種滑り角度違い設定あり (10=おおよその滑り角度10°) |
10/35 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ | 〇 |
品名の「DC」は、「ダイキュア」の略称です。
- UVインキ上
インラインWET:色インキ印刷後、そのままクリヤーを印刷
インラインDRY:色インキ印刷後、胴間ランプで硬化、そのあとクリヤーを印刷
オフライン:色インキ印刷後、時間を空けてクリヤーを印刷
[クリヤーご使用上の注意点]
- クリヤーの密着は使用する印刷基材、下刷りインキによっても異なりますので、予備試験を行ってください。
- クリヤーはインキ皮膜が非常に強固で糊やホットメルトが接着しにくいため、糊適性(糊、ホットメルト)はありません。そのため弊社では抜き(糊代を取る)での印刷をお薦めしております。
- クリヤーの調整
クリヤーは加温して塗工適性粘度に調整する必要があります。
一般的な塗工粘度はザーンカップ#4で15~20秒のため、その粘度になるよう加温して下さい。
粘度が高いと塗布量が多くなり、逆に低い場合は塗布量が少なくなり、トラブルの発生原因となります。 - クリヤー洗浄
印刷作業終了後、UVクリヤーの代わりにUV用洗油を循環させ洗浄します。
タンク、配管、ニスパン及びコーター用ブランケットの洗浄には、ダイキュア洗油N改のご使用を推奨します。
また、樹脂版の洗浄には、揮発性の高いアルコール系溶剤のご使用を推奨します。 - クリヤーの切り替え
①他UVクリヤーから切り替える場合
UV用洗油で循環・洗浄した後、使用予定のUVクリヤーを循環させて供洗いして下さい。
②水性ニスから切り替える場合
溶剤で循環・洗浄した後、UV用洗油で循環・洗浄し、更に使用予定のUVクリヤーを循環させて供洗いして下さい。
(水性ニスの洗油がUVクリヤー中に混入すると、クリヤー中の成分が析出する場合があります。) - ハイデルベルグ社コーティングスター適性
同コーティングユニットの循環ポンプで、一部クリヤーが硬化した事例がございます。
同ユニットでの使用をご検討の際は、弊社までお問い合わせ下さい。
この製品に関する問い合わせ先
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DICグラフィックス株式会社
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