プレスリリース

2021年4月23日


グラビア・フレキソインキ製品および接着剤や塗料製品の価格改定について



DICグラフィックス株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:甲斐敏幸)は、主にパッケージ印刷向けに使用されるグラビア・フレキソインキおよび接着剤や、食品用金属容器などに使用される塗料製品について、2021年5月10日出荷分より、価格を改定することを決定しました。

同製品の原料は、昨今の石化原料市況高騰の影響で騰勢に転じています。主原料である樹脂および顔料は、世界市場の急激な回復による需給バランスの逼迫化などで価格が上昇しています。また、環境対応費用などの継続的なコストの増加も見られます。更には、物流業界の慢性的な人手不足や燃料高騰などを背景に、物流費およびユーティリティーコスト、金属容器などの副資材コストも上昇の一途にあります。

当社では、自助努力による吸収を続けてきましたが、これらの価格上昇を吸収するのは極めて困難な状況にあります。今後の安定供給とサービスの維持・向上を図るためには価格改定が避けられないと判断し、このたびの決定に至りました。なお、対象製品と価格改定幅は下記のとおりです。

価格改定幅: 白インキ 40円/kg
色インキ 60円/kg
メジュームおよびOPニス 50円/kg
接着剤 50円/kg
硬化剤 50~150円/kg
クリヤー 30円/kg
ホワイトコーチング 40円/kg
金属インキ

50円/kg

改定時期: 2021年5月10日出荷分より

以上

このリリースに関する問い合わせ先