プレスリリース

2023年11月10日


色見本帳アプリ「DICデジタルカラーガイド」に
日本塗料工業会の塗料用色見本帳(654色収録)を追加搭載!

―L版「塗料用標準色」を搭載し、塗料や塗装業界をはじめ
幅広い分野で活用できるアプリとして更に進化―



DICグラフィックス株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:甲斐敏幸)は、色見本帳アプリ「DICデジタルカラーガイド」に一般社団法人日本塗料工業会(以下、「日塗工」)のL版「塗料用標準色」(実用色654色収録)を追加搭載し、塗料や塗装業界をはじめ幅広い分野で活用できるアプリとして更に進化しました。

「DICデジタルカラーガイド」Webサイト:https://www.dic-graphics.co.jp/products/dcguide/for_archi.html

「DICデジタルカラーガイド」は、色見本帳「DICカラーガイド(2,553色収録)」のデジタル版アプリで、印刷・出版、服飾・アパレル、建設業界やデザイン専門学校など幅広い分野で活用されています。本年2月にアプリをリニューアルし、色検索エンジンの見直し、キャリブレーション機能を大幅に向上させ、より色の抽出精度を高めるなど機能を拡充しました。

一方、日塗工が発行する「塗料用標準色」は、塗料や塗装業界をはじめ様々な業界で活用されている色見本帳です。2021年に発行された35版目となるL版「塗料用標準色」は、塗料で再現できる出現頻度の高い色はもちろん、JISをはじめ各種団体が定める規定色、色の見えにくい方に配慮したカラーユニバーサルデザイン(CUD)対応色、さらに内装用つや消し見本などを収録しています。

L版「塗料用標準色」の色見本帳

「DICデジタルカラーガイド」は、今回の塗料用標準色の色見本帳の追加搭載により、塗料や塗装業界、建築、建材、外装・内装など幅広い分野の方々が使える便利なツールとしてさらに進化しました。

<新たに使用できる機能>
・塗料用標準色、DICカラーガイド全ての色情報(色相、マンセル値など)の閲覧
・塗料用標準色とDICカラーガイドの横断検索
・カメラ機能で撮影したサンプルの近似色が塗料用標準色からも抽出可能

今回の塗料用標準色追加搭載に合わせ、DICカラーガイド(色見本帳)で廃番になっていた「DICグレイトーンカラーガイド(全323色)」の色情報を復活搭載します。さらに、D65標準光源に対応した新しいキャリブレーションカードも同時にリリースします。従来はD50標準光源に対応したカードでしたが、今回新たに平均的な昼光を表現できるD65標準光源にも対応しました。これにより、建築や建材分野など屋外で色を確認する方が光源に左右されず色を確認しやすくなります。

DICグラフィックスは、今後も皆様が抱える「色」の課題を解決できる“色コミュニケーションツール”として、「DICデジタルカラーガイド」の更なる開発を進めていきます。

◆「DICデジタルカラーガイド」の機能詳細情報はこちら↓
https://www.dic-graphics.co.jp/products/dcguide/for_archi.html

DICグループは、「彩りと快適を提供し、人と地球の未来をより良いものに – Color & Comfort –」という経営ビジョンのもと、今後も社会やお客様のニーズに対応した製品やソリューションを提供し、広く社会に貢献していきます。

以上

【ご参考】

■「DICデジタルカラーガイド」のアプリ概要
アプリ名称:カラーガイド 
カテゴリー:辞書/辞典/その他
App Store:
https://apps.apple.com/jp/app/
推奨環境:iPhone iOS15.0以降、iPad iPadOS15.5以降
推奨機種:iPhone 7 Plus以降、 iPad Air (第3世代)以降
(DisplayP3に対応していない機種では、高精度で表示できない色があります)
注意事項:DICデジタルカラーガイドの新バージョンでは、一部機能(検索・カメラ)が有償となります。
自動アップデートを有効に設定してある場合は、自動で新バージョンにバージョンアップされます。
アプリの自動アップデートは、iPhone・iPadの“設定>App Store>App のアップデート”で切り替えることができます。

■一般社団法人日本塗料工業会「L版塗料用標準色」の詳細について(外部ウェブサイト)
https://www.toryo.or.jp/jp/color/standard/2021L.html

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